2012年12月20日分までのBRUFFとのメールやweb上でのやりとりを以下に掲載します。
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2012年11月4日 人たち→BRUFF
BRUFF NF FASHION SHOW 2012主催 御中私たちは、京都大学の11月祭で「BRUFF NF FASHION SHOW 2012」という催しが行われることについて非常に懸念を抱いている人間の集まりです。 貴団体のサイトを拝読しましたところ、貴団体が主催される「BRUFF NF FASHION SHOW 2012」は、貴団体のメンバーがデザインした服を公表するという主旨だと私たちは認識しています。このような制作活動にとって、多くのひとへ公表する機会が求められていることは理解しています。
しかし、そのショーのモデルにはジェンダー的に偏りはないのかということ、また、貴団体の「Partner」に、京都市をはじめ多くの行政や企業の名前が連なっていること、時計台前という開かれた空間での催しにもかかわらず席料を徴収していることなどから、NFで、たとえNFでなくても京大で、そうしたイベントを行うことについて、強い疑問を持っています。 それで、ぜひいちど「BRUFF NF FASHION SHOW 2012」を主催する方がた、とくに佐藤陽一さんとお会いし、そのイベントの詳しい目的、方法をうかがえるような場を設けていただけませんでしょうか?
かつて2004年のNFではミスコンが企画されたことがありました。そのときは当時の学生たちがミスコンの持つ性差別的な性質について疑問の声をあげて、ミスコンを企画していた団体と説明会の場が持たれました。説明会では当初問題とされたジェンダー差別の論点以外にも、その企画に企業の協賛がついていたことも問題点として言及されました。結局、企業の協賛がついた企画はNFでは完全にアウトであるという判断と、ジェンダー差別に対してきちんとした説明や見解が出されなかったということで、企画団体がNFでのミスコン実施を断念し、他所で開催されるということになりました。
このような経緯を踏まえると、貴団体のように多くの外郭団体・企業から協賛を得ているような企画は、本来的にはNFでは行なうことはできませんし、有志の学生がみずからのデザインした服を公表したいという、あなたがたの掲げるもともとの意義を損なうものにはならないのでしょうか。
ぜひ、説明会ないし話し合いの場を設けることについてご検討ください。 もう日もありませんので、できれば11月5~9日のうちに設定いただけるよう、希望します。 勝手を申しますが、できるかぎり早くお返事を頂戴いただければさいわいです。 以上、お返事お待ちしております。
京大の「ミスコン」について考えるひとたち より
2012年11月4日 人たち→NF事務局
11月祭事務局 御中(Cc:BRUFF御中)お世話になっております。
11月祭で行われるという「BRUFF NF FASHION SHOW 2012」
に関して、
主催のBRUFF宛に、以下のメールを送りました。
このようなイベントに対して開催を認めた事務局さんからも
お話しを伺いたいです。
ぜひ、上記団体との説明会開催に協力をお願いいたします。
京大の「ミスコン」について考えるひとたち
2012年11月4日 NF事務局→人たち
京大の「ミスコン」について考えるひとたち 様
この度はお問い合わせ頂きましてありがとうございます。
さて、この度お問い合わせ頂きました件ですが、 事務局としても貴団体のことは認知しておりまして、 こちらからご連絡を差し上げようかと思っておりました。 つきましては今週の放課後にKGCさん、BRUFFさんと貴団体が直接話し合える場を設けたいと考えております。 お互いにどのような主張なのかを確認しあう場として、とりあえず関連団体のみでの話し合いの場としたいと思います。 日時に関しては現在調整中ですので少々お待ち下さいませ。 また、当日の話し合いを円滑に行うために、 事前に疑問点などを列挙していただけると幸いです。 お手数おかけしますが何卒よろしくお願いいたします。
2012年11月4日 BRUFF→人たち
京大の「ミスコン」について考えるひとたち 御中 はじめまして。 返信遅くなって申し訳ございません。 BRUFF 代表 佐藤陽一と申します。 本メールの内容承りました。 11/6(火)の説明会に出席いたしますので、当日ご質問される内容・当団体にご要求される内容を事前に教えていただけないでしょうか。 こちらとしてもできる限り誠意ある態度で臨みたいと考えている次第です。 どうかよろしくお願い致します。 佐藤2012年11月5日 人たち→BRUFF
佐藤様CC NF事務局
メール拝読いたしました。 「当日ご質問される内容・当団体にご要求される内容を事前に教えていただけないでしょうか。」ということですが、私たちはひとつの主張のもとに集まった団体ではありませんので、貴団体の企画について各々感じている問題点などが構成員の間で必ずしも一致しておりません。 概ねそちらに送付したメールの文面に問題意識の提示があると思いますので、それを踏まえた上で、多様な考え、主張をもつひとたちと対話をするつもりで来ていただければいいと考えます。
2012年11月5日 NF事務局→人たち
京大の「ミスコン」について考えるひとたち 様 お世話になっております。11月祭事務局の島岡です。 先日お送りした、話し合いの件に関してメールさせていただきました。 以前お伝えした日程から変更されているので必ずご確認ください。 第54回11月祭に出展する2企画と話し合いをすることを求めていらしゃいますが、 企画毎に話し合う論点が異なることを鑑みて以下の2回に分けて行いたいと思います。 ①BRUFFさんとの話し合い 11月6日(火) 19:00- @文新2演 ②KGCさんとの話し合い 11月7日(水) 20:00- @文新2演 開催場所も変更されているのでお気をつけください。 また、事務局の担当者の都合によりそれぞれ開始時間が異なりますのでお気をつけください。 以上、よろしくお願いいたします。2012年11月5日 人たち→KGC,BRUFF,NF事務局
NF事務局 島岡様KGC, GirlsRunner 松本様
京都大学服飾団体BRUFF 佐藤様
(CC 旧アカウント, **@gmail.com)
京大の「ミスコン」について考えるひとたち、のfacebook pageを管理している●●ともうします(複数人で管理しています)。
先程まで、
**@gmail.com
のメールアドレスを連絡に使用しておりましたが今後は、
*****@gmail.com
こちらにご連絡いただけるようによろしくお願いいたします。
繰り返しになりますが、私たちはひとつの主張のもとに集まった団体というわけではありません。貴団体の企画について各々感じている問題点などをゆるやかに共有しているだけです。
それを踏まえた上で、多様な考え、主張をもつひとたちと対話をするつもりで来ていただければいいと思います。
”京大の「ミスコン」について考えるひとたち”というFacebookPageのいち管理人
●●
2012年11月11日 人たち→NF事務局
NF事務局 島岡事務局長考えるひとたち の●●(Facebookページの共同管理人の一人)です。 2点あってメールさせていただきました。 ①2回目の話し合いの日程は週頭とのことでしたが、どうなっていますでしょうか。 ②こちらとしてBRUFFから最初にNF事務局に提出された企画書を見せていただけないでしょうか。急で申し訳ないですが、2回目の話し合いまでにこちらも会議をしたいので、できるだけはやく資料をいただけると幸いです。 よろしくお願いします。
2012年11月11日 NF事務局→人たち
●●さまお世話になっております。島岡です。 BRUFFさんとの2回目の話し合いですが、11月13日(火)の放課後を予定しております。 詳しい時間場所は未定ですので決まり次第お伝えします。 2つ目の件ですが、知りたい内容を具体的に教えていただけますでしょうか。 よろしくお願いします。
2012年11月11日 人たち→NF事務局
島岡様放課後とは何時からでしょうか。お忙しいことと思いますが、日にちも近いので、候補があがりしだい教えて下さい。 元KGCとの話合いはどうでしょうか。 2つ目の件は、企画書がどういうものだったかを知りたいので、企画書をまるごと送っていただけると助かります。 ●●
また、BRUFFに関する収支の公開などはすでに行われているのでしょうか。 web上で確認できませんでしたので、連絡させていただきます。 (お忙しいと思いますが、よろしくおねがいします。)
(※●●=人たちのメンバーの一人)
2012年11月12日 NF事務局→人たち
●●さまお世話になっております。島岡です。
先日お伝えしたBRUFFさんとの話し合いですが、以下の日時場所で行います。
11月13日(火)
19:00-
@文新3演
また、本メールにBRUFFさんの企画書を添付いたしました。
この書類はBRUFFさん帰属のものとなりますが、そのまま公開することは問題ないとのことです。
以上、よろしくお願いいたします。
2012年11月12日 人たち→NF事務局
島岡様ありがとうございます。 佐藤さんなど、BRUFFのスタッフの所属(学部)などがそのまま記載されているのは、問題ないのでしょうか? 問題ないと言っているならいいのですが...。 現在と異なる(円形ランウェイの出発点など)点がありますが、これはNFOさんへのプレゼン(?があるのか、私はよくわからないのですが)用に制作され、NFOさんが最初にチェックした状態での資料ということでいいのでしょうか。 質問ばかりになってしまいすみません。
●●
(※●●=人たちのメンバーの一人)
2012年11月15日 人たち→BRUFF
BRUFF御中、NF事務局御中過日はお疲れさまでした。 前回の話し合いの状態では、 「考える人たち」とBRUFFのみなさんの間で、 きちんと話し合いができなかったことは自明です。 BRUFFのみなさんも、私たちとの意見交換が不十分だったと思います。 お互いの意見を尽くさないなかでBRUFFのファッションショーに開催決定をすることは NF事務局さんも望むことではないと思います。 そこで、あらためて私たちとBRUFFのみなさんとで 話し合いの場を設定し、前回私たちがどのような意見を持って その場に参加したのか お伝えする場を用意いただけませんでしょうか。 また、NF事務局さんには、話し合いの場で 議事進行を円滑に進めるための議題整理を 必要な都度おこなっていただくよう、あらためてお願い申しあげます。 以上、お返事お待ちしております。 京大の「ミスコン」について考える人たち より
2012年11月20日 人たち→BRUFF
BRFF 御中11月15日のメールにて再度話し合いの場を申し出ましたが、BRUFFさんから未だ正式な返答を頂けておりません。本日NF事務局さんからは事務局さんが仲介となる話し合いの場は日程の調整がつかない旨の連絡を受けましたが、「考える人たち」としては直接にでもBRUFFさんとの話し合いの場を持ちたいという所存であります。つきましては先日のメールでの話し合いの申し出についてNF事務局さんの仲介がないという前提に読み替えて頂いた上で、11月22日までに正式な返答を頂けるようどうぞ宜しくお願い致します。
京大の「ミスコン」について考える人たち より
2012年11月22日 BRUFF→人たち
「ミスコン」について考える人たち 御中まず、返信が遅くなり大変申し訳ございません。
25日のショーに向けてリハーサルや打ち合わせなど、最後の詰めの段階にあることご理解いただけると幸いです。
先日はありがとうございました。話し合いの中で、大変多くのご意見をいただき感謝しております。
こちらからいくつかお聞きしたいことがございます。
「前回の話し合いの状態では、「考える人たち」とBRUFFのみなさんの間できちんと話し合いができなかったことは自明です。」とのことですが、「きちんと話し合いができなかったこと」を「自明」だと考えておられる理由を教えていただけると幸いです。
私たちとしては、第一回の話し合いでご指摘頂いた点に関して、また第二回で新たにご指摘頂いた点に関して、私たちの考えを過不足なくご説明できたと考えています。私たちの企画はNFの理念およびNF事務局の運営方針に整合的であることもご確認いただけたと思っておりました。前回の話し合いにおいて、「考えるひとたち」の側からは、BRUFF運営に関する疑問点のうち、いまだにその疑問が解消されていない点などの新たな提示はなく、次回の話し合いに関する話題も出ませんでした。
考えが変わったのであればその経緯とその内容を伝えていただきたいと思います。どの点にご不満をいだいておられるのか、お教えいただければ幸いです。
次回の話し合いが開催されるのであれば、前回の話し合いについて共通理解を持った上で話し合いに臨んだ方が、より建設的な話し合いの場にすることができるはずです。
またBRUFFの運営に関する疑問点・問題点のうち、これまで話し合われてこなかったものがあるのであれば、先にお伝えしていただけませんでしょうか。
最後に…
先日、BRUFFの5人のデザイナーでジェンダーの問題について話し合いました。
彼らの中には、女性をかっこ良く!男性をフェミニンに!とジェンダーフリーを強く唱えるために服を作っている者、ファッションをジェンダーフリーの運動だと考えそれに救われた者、容姿のコンプレックスをファッションによって解消できた者もいます。
僕たちとしては、ファッションの作り手がどのように考え、行動すれば、ジェンダーの問題をいい方向に導けるかというような前向きなお話がしたいです。
そのためには、一部の「ひとたち」のメンバーに向けて転送させていただいたメールにも書きました通り、前々回、前回のような形式的な会議だけではなく、よりフランクな話し合いをする必要があると考えます。
また、僕個人としては、世の中をより生きやすいものにするのがファッションだと信じてきましたし、そうであるからこそここまでファッションに没頭できているのだと思っています。
今回、ご指摘をいただいてからもその考えは変わっていませんし、それ以後、ファッションの力で何かできないかと模索中です。
可能でしたら、僕らのファッションショーや展示会にお越しいただけたらと強く願います。
BRUFF代表
佐藤陽一
2012年11月23日 人たち→BRUFF
BRUFF 御中「きちんと話し合いができなかったこと」は「自明」であることが共有できていると思っていたのですが違っていたなら取り下げます。申し訳ありませんでした。
ただ私たちはあなた方の説明に納得できていませんし、BRUFFがこのまま行おうとしている企画のありかたがおかしいと思い批判しているのであって、佐藤さんや他のデザイナーの方々の「ファッションに対する考え方」に「不満」を感じているのではありません。
BRUFFにとっては「前回の話し合いの状態では、「考える人たち」とBRUFFのみなさんの間できちんと話し合いができなかったことは自明」でなかったとしても、こちらの考えを「思想問題」としてろくに扱わない姿勢や、初回の持ち帰り事項をまともに履行せず次回の話し合いでは検討内容の説明もなく、クレーム対応として文書を作成するだけで済まそうとした点、こちらが当初メールを送った時から提起されていた後援問題について嘘までついていたことへの説明にBRUFFのメンバー間でさえ齟齬があるという不十分さ、問題のあるリーフレットについて未だ回収されていないことへの説明の省略、当日の席料についてNF事務局が許したので徴収するということでBRUFFとしての説明責任を逃れようとした点、結局BRUFFのブログにすでに掲載されていたモデルの紹介は晒されたままである点、などなど、結局自分たちの企画が及ぼす影響についてこちらから「うるさく言われた」(とお思いであろう)部分を、形だけ取り繕いあとはNF事務局の権威任せにしようという姿勢が、公共の場で表現活動をしようとする集団として、如何に無責任な態度かということが、おわかりではないのでしょうか。
自分たちが主催する企画について説明責任を果たすべき話し合いの場を持つにあたって、それを求めている私たちに、文章の揚げ足取りとも言えるような返信をし、訴えをまっとうに受け止めようとしない時点で、説明責任を放棄されたというふうに見えますがそのような解釈でもよろしいのでしょうか?
京大の「ミスコン」について考える人たち
2012年11月30日 人たち→BRUFF
BRUFF御中11月23日に送ったメールの返信を未だに頂いておりません。返答をお待ちしております。 また、当団体のfacebookページに下記のような文章が投稿されておりましたが、これはBRUFFという団体からのご意見ということでよろしいのでしょうか?
いずれにせよ、その場合もBRUFFからの回答として正式にいただきたいと考えております。以上ご対応よろしくお願いいたします。
京大の「ミスコン」について考えるひとたち
以下、豊川さんからの文章を転載
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「BRUFFの豊川です。先日はお疲れ様でした。あなたたちには「話し合い」から企画当日の焼肉に至るまでの一連の行動について、ご自身でどう総括されるのでしょうか。学内を巻き込んで行った行動について、説明責任があるはずです。 あなたがたも当然ご存知のことだとは思いますが、多くの京大生や関係者、この騒動に関心を持つ人々があなたたちの行動に疑問や批判を投げかけています(以下のURL参照)。 京都大学ミスコン騒動2012まとめ http://togetter.com/li/410135 殺意の波動に目覚めた見守るひとたち https://twitter.com/Kangaeru_NMAT 京大でのショーを終えて http://matsuiryosuke.com/?page_id=52 有象無象の質問にすべて答えろとは言いません。多くの人に伝わる言葉で何故あのような妨害行為に至ったのか、説明して欲しい。その結果、何を考えたのか、そ してこれからどうするつもりなのか、BRUFFのショーを見て何を感じたのか。ぼくはあなたたちがいま何を考えているのか、知りたい。 あ なたたちの言葉と行動をキッカケに多くの人々が今回の問題について考え、そして自発的に発言したり、議論を深めていきました。それだけでもあなたがたの行 動に少なからず意義があったとぼくは思います。「考えるひとたち」に関心を向ける人々のために、あなたたちには一連の行動とその結果について説明を果たす 義務があります。 」
2012年12月10日 NF事務局からの「お知らせ」
2012年12月10日 11月祭事務局11月祭事務局からのお知らせ
2012年11月、「京大の「ミスコン」について考えるひとたち」(以下「ひとたち」)から第54回京都大学11月祭の企画であるKYODAI GIRLS COLLECTION(以下KGC)、BRUFF NF FASHION SHOW 2012(以下BRUFF)、京都大学的B少女コンテスト(以下B少女)のそれぞれに対して、性差別性などに関する疑問が提起されました。それらについて お知らせします。 ○KGCについて ・11月4日「ひとたち」からKGC主催者及び事務局に「企画内容に疑問があるので話し合いの場を設けてほしい」という旨のメールが届き、7日・16日の 2日間にわたり話し合いが行われました。その結果、2回目の話し合いの最中に、KGCの開催により苦しむ人がいることを考慮し、KGC主催者が中止を決定 しました。また11月祭中には11月祭スタッフがステージ上で経緯説明を行いました。 ・11月祭において参加する京大生がどのような思想・信条等を持っているかに関わらず、企画を妨害しない範囲において自主的創造的活動を行うことが保障されています。 京大生の総意として11月祭に不相応だと判断されるような内容ならば、その企画は制限されてしかるべきです。しかしながら今回のKGCの件では開催に反対である人、賛成である人双方が存在しており、そのような合意は得られておりません。 このような状態で企画内容を制限する、または中止にすることは11月祭での自主的創造的活動を制限することにあたります。今回KGCが企画不開催となった のは、主催者が上記の理由により自ら中止を決定したためであり、決してKGCの企画内容が差別を助長するものだと認められ、開催が禁止されたためではない ことを再度確認いたします。 ○BRUFFについて ・11月4日「ひとたち」からBRUFF主催者及び事務局に「企画内容に疑問があるので話し合いの場を設けてほしい」という旨のメールが届き、6日・13 日の2日間にわたり話し合いが行われました。BRUFF主催者は1回目の話し合いを受けて「BRUFFからみなさまへのお知らせ」の草案を作成し、2回目 の話し合いはその内容について確認・修正を行ったうえで終了しました(http://t.co/VXIbtF4h)。 しかし15日、「ひとたち」から「話し合いが未だ不十分なため、再度話し合いの場を設けてほしい」という旨のメールが届きました。日程の調整がつかなかっ たため、話し合いは開かれないまま11月祭を迎えました。そして25日BRUFFがくすのきの周辺で企画を開催している間、「ひとたち」を含む10数名が 抗議活動として周囲でのビラ配布や中心の植え込みの中での焼肉・飲酒などを行いました。 ・上述の通り、BRUFFの企画開催中に「ひとたち」らによる抗議活動が行われました。他者への妨害とならない抗議活動は制限されるべきものではありませ ん。しかし今回の抗議活動がBRUFFの演出の妨げとなっていたこと、また「別の場所で行ってほしい」との要請に対して真摯な対応が見受けられなかったこ とは大変遺憾です。 ○B少女について ・11月12日「ひとたち」からB少女主催者及び事務局に「企画内容に疑問があるので話し合いの場を設けてほしい」という旨のメールが届き、18日に話し 合いが行われました。その結果、企画内容の一部を変更し、企画名称を「京都大学的仮装コンテスト」に変更しました。また企画開催前には主催者からの経緯説 明が行われました。
2012年12月15日 人たち→NF事務局
NF事務局担当者様お久しぶりです。
11月以降の幾多の話し合いには仲介の労をとっていただき、
ありがとうございました。その節は大変お世話になりました。
さて、当団体では、NF前からBRUFFに対して何度か、再度の話し合いの申し入れを行なっております。NFまでの期間には日程の調整がつかなかったとのことですが、私たちは現在も話し合いを行いたいと思っております。
11/23以降、BRUFFからの返信は一切ない状況ですので、私たちも困っております。
そこで、NF事務局にご仲介いただき、改めて話し合いの場を設定いただけないでしょうか。
お手数ですが、どうぞ対応いただきますようお願いいたします。
京大の「ミスコン」について考える人たち
2012年12月20日 NF事務局→人たち
京大の「ミスコン」について考える人たち 様 返信が遅れてしまい、失礼いたしました。 先日のメールの件を受けましてBRUFFの方に連絡いたしました。 BRUFFからはメールの返信を行うとの回答を得ましたので、今しばらくお待ちください2012年12月20日 BRUFF→人たち
京都の「ミスコン」について考えるひとたち 御中返信が遅くなり申し訳ございません。
議事録を読み返しましても、返答すべき事項が含まれているとは考えられません。
また、11月18日、公開会議では話すのがはばかられるだろう個人的なジェンダーの問題(フェイスブックなどを拝見する限り、あなた方が最も話し合いたい事柄であると僕個人としては認識しております)を、僕+「ひとたち」のメンバーで腹を割って話し合おうという申し出をしたにもかかわらず、それを無視されたことからも、あなた方のとった一連の行動が真に「考える」ためのものであったかどうかには疑問が残ります。
そのことも相まって、一年間かけて作り上げた空間で焼肉をし酒盛に興じるあなた方を目にしたとき、僕は怒りを通り越して只々悲しかった。
団体として「ひとたち」に説明を求めることはいたしません。
あのような行為が、ジェンダーについて悩み考える人の目にどう映ったのかをもう一度考え、これからどのように活動していくべきなのかを話し合っていただければ、それだけで十分です。
最後に、ジェンダーの問題について深く考える契機をいただけたこと、心より感謝申し上げます。
京都大学服飾団体BRUFF代表
佐藤陽一