12/11/18 京都大学的仮装コンテスト主催側との話し合い

以下は2012/11/18に行われた、京都大学的仮装コンテスト(旧称:京都大学的B少女コンテスト)主催団体・エネ研院生会との話し合いの簡易議事録の全文です。
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出席者:NFO(5 名)、人たち(2 名)、エネ研院生会(3 名)

NFO:はじめに今回の場についてだが、B 少女コンテストの企画内容について、人たちから問い合わせがあったのでこのような場を提供することとなった。まず主催者のほうから今回の企画についての説明をお願いしたい。

エ ネ研:まずは人たちに指摘された問題について、認識が薄いまま企画を考えたことについてお詫びしたい。今の気持ちとしては、この企画に反対する人、傷つく 人がいるような中では自分たちのやりたいことを通してまでも企画をやりたいとは思っていない。皆が楽しめるステージを提供したいと思っている。ジェンダー 問題についての理解は十分ではなが、自分たちが考えられる範囲で、楽しい企画ができるように提案してもらったことを検討し、内容を考えた。それでは配布資料の説明。3つの指摘ポイントについての検討結果を述べるので、問題があれば指摘してもらいたい。(以下、しばらく配布資料の記載通り)

(【企画内容】について、配布資料紙に書いてある以上の補足があった部分)

1. 役員の紹介について。役員紹介の中でも、スタッフが様々な格好をすることにより、女装に限定されないことを示したいと考えている。例えば自分が女装、彼は着ぐるみ、彼は髪の毛の色を緑に変えるというような感じで。

4.万歩計クイズについて。問題の内容は、もともとは観客に決めてもらおうと思っていたが、不確定要素を含むのは良くないと思ったので、あらかじめ決めることにした。
5.連想ゲームについて。観客の拍手が大きかったほうの勝ち。6.たたいてかぶってジャンケンポン。長引いたら途中で止めるかも。

エネ研:新しいクイズが思いつかないので、クイズ内容については (NF 前に)公開しないでほしい。中止にしたゲームについてだが、バーゲン対決は、ワゴンに入った中から服の取り合いをしてもらい、割引したものを取った人が勝ちというゲームだが、問題があると思いめた。シチュエーション対決については、ある場面で的確なコメントをするというもの。「バイト面接で失敗して落ち込んだ人にかける一言」というようなものだが、問題になるような内容も含まれていたので、中止にした。

NFO:人たちのほうからの意見があれば。

人たち:団体(人たち)の経緯の説明をさせてもらう。B 少女がきっかけではないが、今年の NF の他の企画について、その企画の存在によってつらくなる女性がいる、自分もその一で あるということで、そういうことを企画した団体と一緒に考える場を持ちたいということではじめて、話をさせてもらっている。B 少女の企画については、まずタイトルにあれっと思うところがあった。また、女装については、企画者の皆さんが自分で女装をしたいという提起がメールにあっ た。それは良いと思っているし、色んな恰好を、ステージ上でしてみたいというのはなんとなく分かる。つまり動機は共感できるところがある。しかし周知をするときに、女装に限ってしまうと、どきっとしてしまう、何をするのか心配になってしまうという問題があるの でどういう内容をするのか知りたくて問い合わせを した。まず B 少女コンテストというタイトルについて知りたい。

エネ研:研究室のメンバーで話しており、対決をしたい、コンテストをしようということになった。女装をするならば、美少女コンテストだろうということになったが、美少女だと女性が対象になるし、ミスコンが中止になった経緯も知っていたため、頭文字を変えた。

人たち:あまり問題の本質は変わっていない。B 少女と言われると、女性であるということにコンプレックスを持っている人間としては、B 級とかそういう意味も考えてしまう。変えてもらわなくても良いが、変えられる範囲で変えていただければ。

エネ研:それはかえられると思うし、変えたいと思う。
人たち:事務局さんと相談してもらって、できる範囲でお願いしたい。
エネ研:タイトルは関係ないし、変えたいと思う。
人 たち:性同一性障害のひとでなくても、装いを変えることで男らしさから逃れたいとか、色んな意味で女装をしたいと思っている人はたぶんたくさんいて、 真剣な意味でどこで女装をできるか模索している人たちがいる。そういう意味では、女装に限らないという言い方に加えて、それ以外の服装をしたい人でも良 い、どういう服装でも良い、という風に明記してもらう方が参加しやすいと思う。
性別の上で女性であっても、男装をしたいというひともいるし、色んな場でコスプレをしたいという人もいるので、そういう人がみんな参加しやすい企画にできたらと楽しいと思う。これは人たちの意見に、自分の意見を加えたものだが。

エ ネ研:こちらとしては、参加人数が増えすぎることを心配している。ゲームの内容的にもたくさんではできないので。5 チームぐらいでやりたくて、今もう 3 チームが内定、2 チームぐらいから問い合わせが来ている。内定している人たちのうち2つは女装、一つは男装。できたらあと二つは仮装だといいかなと思っているし、役員は仮 装寄 りにしたいと思っている。

人たち:参加検討中の人たち、参加内定しているひとたちにも、どういう格好でもよいということを伝えてもらえればと思う。タイトル変更について、事務局の方にも聞きたい。


NFO: パンフレットのほかに、看板や、ステージ横に出るスケジュール表などもある。修正できないこともないが、全部変更する必要があるのだろうか。ステージ上で B 少女となった経緯を説明をするのならば、それで良いのでは。変更すると、当日違った企画名になり、かえって混乱を引き起こしてしまいそうな気がする。

人たち:看板には上から紙を貼るとかできると思うが、NFO 的には良くないのか?

NFO:もちろんそんなことはないが。人たちのほうで、タイトルについての説明を適切にすれば大丈夫ということであれば、そのままでもいいのでは。
人たち:B 少女ときいて、私は色々考えてしまった。Boy の B なのか、とか。けっこう気になってしまう。
エネ研:そういう風に感じる人もいることは事実なので、やはりか える必要はあるのかもしれない。

NFO:変更せざるを得ないのならばする。

エネ研:僕たちが考える説明としては、「女装だけでは集まらなかったので、他の人も集めてコンテストにした」というようなのを考えている。もちろん経緯を説明したうえで。

人たち:私たちは話し合い自体を悪いこととは思っていないので、 女装だけでは集まらなかった、と書かれてしまうと…。どう変わったかがちゃんと分かる必要があると思う。
 本タイトルから矢印で、新しいものを書く、というものならば、変更されたことが分か経緯の説明も必要になってくるので良いのではないか。

エネ研:とにかく、名前は変更するということで。新しいタイトルをどうするかか。全力少年少女コンテスト…?コンテストという名前自体が良くない・・・?
人たち:コンテストというのはまぁいいと思うが。一番を決めるわけですし。
エネ研:何かいい案があれば。
人たち:やはり少年少女というワードを入れたいのか。
エネ研:そんなことはない。仮装コンテストならどうか。
 人たち:そうですね。
NFO:それなら貼り直しもしやすい。

人たち:それならとても安心できる。ありがとうございます。
エネ研:次に、内容説明について。こういうタイトル・内容にしてしまったことについての謝罪、ミスコンのようなものではないという説明をすることを考えている。
人 たち:女装をネタにするものではないということも加えてほしい。女装の方が男装に比べてネタになることは容易に想像できると思う。そういう(笑い物 にするような)企画にはしてほしくないし、そうではないことを説明で言ってもらえれば。それと経緯説明もしてほしい。こちらの団体名を出してもらっても構 わない。困るようであれば、経緯説明も一緒に考えることも可能。もちろん事前に確認したいという意味ではないが。
エネ研:一度こちらで考えてみて、見ていただくかもしれない。
人たち:クイズ・ゲームの内容について。中止にしたゲームを見る限り、指摘したことはちゃんと受け止めてもらったのかなと。バーゲン対決などは、いかにもな感じなので。ゲームの内容が変わって困っているとかだったら申し訳ないと思うが…。
エネ研:そんなことはない。
人たち:あとは出場される人たちによるので、主催者でどうこう言えるものではないし、求めたいとは思っていない。仮装ならば色々してみたいと思う人はいると思うし。それ以上は、内容について言うことはないと思っている。

NFO:その他に何かあれば。

NFO:タイトルは「京都大学的仮装コンテスト」で良かったか。
エネ研:(字面の検討。)それで行きます。
NFO:他に何もなければ、閉会。

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